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食いしんぼうカメラマンAkiのブログ

美味しいものとカメラが好きな神戸っ子のブログです(2017.2〜)。はてなブログで仲良くしてもらえる人募集中。はてブしてもらえると喜びます。

パン屋は郷土愛不足と言われて黙ってられない神戸っ子の話

道徳の教科書に関して気になるニュースが飛び込んできました。パン屋が「郷土愛不足」ってどういうこと?よくよく読んでみるとこれについては自分も書かずにはいられないと考えました。

パン屋「郷土愛不足」で和菓子屋に 道徳の教科書検定:朝日新聞デジタル

「道徳」教科書の初検定 8社すべてが一部修正し合格 | NHKニュース

 《NHKニュースより引用》

小学1年生のある教科書では、申請段階では、物語に友達の家のパン屋を登場させていましたが、「国や郷土を愛する態度」などを学ぶという観点で不適切だと意見がつけられ、教科書会社は「パン屋」を「和菓子屋」に修正しました。

朝日新聞デジタル(yahooニュース)より引用》

文科省は「パン屋」についても、「パン屋がダメというわけではなく、教科書全体で指導要領にある『我が国や郷土の文化と生活に親しみ、愛着をもつ』という点が足りないため」と説明。

これについて、教科書会社は「日本文化であることをわかりやすくするため和菓子屋に修正した」と話しています。

神戸っ子としては黙ってられません。パンと共に育ち、パンは自らの故郷について語る上で欠かせない存在だからです。

日本でパンをよく食べる街としては神戸市京都市が有名です。例えば「家計調査結果(二人以上の世帯:平成24~26年平均1世帯当たり年間の支出金額及び購入数量)」(総務省統計局)によれば、パンに関する支出額のトップが京都市で、2位が神戸市です。

神戸の優れたベーカリーの数々は誇るべき郷土文化

私自身神戸の街で育ち、地元のパン屋さんで買ったパンを食べて育ちました。中学生のころ、土曜日に学校に出かけるときは地元のパン屋さんでお昼ご飯を買っていました。たまにおまけをくれたりして、育ち盛りで食欲旺盛なころの自分にはとても嬉しかったです。

のちに大学進学で上京した私。東京でできた友だちを神戸に招いて観光案内したことがあります。神戸のパンは美味しいからぜひ食べてほしいとおすすめしました。とても好評でおなかいっぱい食べました。「最初はパンなんて日本のどこでも一緒だろうと思ってたけど、神戸のパンを食べてびっくりした。美味しいね」。友人のこの言葉を聞いてとても誇らしく感じたことを今でも強く覚えています。

和菓子屋でもパン屋でもどちらでも構わない

教科書の検定については、具体的にどんな話の中でそのパン屋の部分が和菓子屋に差し替えられたのか分かりません。ここでは引用した2つのニュースをもとに私の考えを書きます。

「和菓子のほうが日本文化として分かりやすい」というのは確かにそうでしょう。イメージの問題としては和菓子のほうが分かりやすいです。「和」と名前に入ってたほうがなんとなく日本っぽいです。私自身正直なところどっちだって良いと思います。なぜなら個人が思い浮かべる郷土の文化には違いがあって当然だからです。和菓子もあればパンもあってしかるべきです。

しかし「『国や郷土を愛する態度』などを学ぶという観点で不適切」とはどういうことなのでしょうか。パン屋を和菓子屋に変えることでより郷土愛が育まれる意味が分かりません。もしその道徳の話に郷土の文化と生活に親しみを持てない要素があるのであれば、お店が何であるかよりストーリーの方がよっぽど重要でしょう。そんな表面的な細かい注文をつけて育む「郷土愛」とは本当に「郷土愛」なのでしょうか。国の役所による今回の指導には疑問を感じます。

今朝食べた神戸のパン。

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大和屋ベーカリーの白あんパンです。

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あんことパンを組み合わせた先人の知恵に脱帽。ほんまに美味しい(๑´ڡ`)

美味しいよ神戸のパン。

kobefinder.com

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dslrcamera.hatenablog.com

このニュースを受けて神戸のパンに対する愛を語っている記事がありました。

www.3rd-p-zombie.net

とても詳しくて読んでいて面白い。おすすめです。

ご覧いただきありがとうございます。Akiでした。

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